コニャック映画祭 (閣下と大尉の珍道中) |
エピソード1 ― 機内にて |
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いきなりだが、なんと我々「シベ超」プロジェクト・チーム(と言っても閣下と私の2人)が、フランスのブランディーでおなじみコニャックで開かれた「コニャック映画祭」に招待されたのである。 |
そして、なななんとあの「シベ超3」を初めて海外で上映する事となった。
ドラマはいきなり飛行機の中で始まった。
今回はおどろく事に、同行する自分も閣下と同じファーストクラスでのスタート(ビジネスクラスが満席のためしかたなく)となる。
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しかし飛行機の中でのサービスたるもの、さすがはトップクラスのANAさん・・・グランドホステスは美人・チャーミング・ワンダフル!
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フライトすぐに食事が準備された。
閣下「BONちゃんは洋食・和食のどちらにする?」
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飛行機(ファーストクラス)に乗り馴れている閣下、満足げにリードしてくださった。
BON「私は和食で」
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閣下「僕は洋食にしよう。」
最近愛用の軍服のお腹のあたりが苦しくなった事もあり、カロリーの少ないキジ肉を注文。
閣下、そのキジ肉を食した後に悲劇は起こった。
閣下「BONちゃん・・・・」
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悲痛な表情でこちらを向いた閣下の口元にすき間が見える・・・。
・・・前歯が一本ない。
状況判断するに、キジ肉を食した際に弱った前歯が折れたのである。
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口の中をモゾモゾしている閣下。
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察するところ折れた歯を探している。
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仰天した自分は言葉を失った。
BON「閣下・・・。」
その時ようやく見つけた歯が、嘴のようにニューと表れたのである。
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寂し気にそれを手にする閣下・・・、泣きそうな表情で自分に訴える閣下。
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その顔を見た瞬間、あまりの可笑しさに脚をツネッテ堪える自分。
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この写真は閣下が1度破り捨てたため、ヒビが入っております。 |
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異変にきずいたグランドホステスが側によってきて
グランドホステス「お口に合いませんか?」
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閣下「歯が・・・」
その形相を見てしまったグランドホステスは心配そうに
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「大丈夫でございますか?」
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献身的に心配してくれた。
しかし右手はしっかり脚をツネッテいる。
こうしてフランス行きは劇的に始まった。
以下、近日公開!
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